ちゃぶ台返しはクレーンゲームの橋渡し設定でのフィニッシュ技です。
奥乗せor手前乗せした状態で景品を落とす歓喜の瞬間…でも落ちなかったり下手に掴んで事故ったりした事のある方も多いと思います。
ちゃぶ台返し成功率90%を目指して制度を高めていきましょう。

今回はちゃぶ台返しについて。落ちる落ちないの判断やコツ、小技などを元ゲーセン店員のJINがご紹介します。
クレーンゲームのちゃぶ台返しとは?


クレーンゲームのちゃぶ台返しとは奥乗せor手前乗せした景品の橋間の逆側を持ち上げる事によってひっくり返すように立てながら穴に落とすフィニッシュ技です。上図は縦に奥乗せした状態ですが、横、斜めなど様々な形からちゃぶ台返しをすることができます。
ちゃぶ台返しで落ちる・落ちないの判断方法とは?
ちゃぶ台返しをして景品が落ちる落ちないの判断は難しい物です。
しかしクレーンゲームはほとんど物理(少しだけファンタジー)なので「どこを支点にどの方向に返すか」で予測ができます。
支点となる橋のツッパリ棒を支点に返る事を想像して景品手前の上角が通るか通らないかを予想します。
橋幅と本体の厚みを計算しておくのがポイントです。


横から見る(見えなければ想像する)と判断しやすいです。
もし通らない場合は?
ちゃぶ台返しをしても通らないと判断した場合の対処法は…
- ずり上げて通るようにする
- スライドして景品を斜め~横向き方向に変更しながら通るようにする
- 向きを修正しながらちゃぶ台返しをする
まず最初の対策候補が①か②です。奥のバーに滑り止めが無い場合はズリ上げ、ある場合はスライドをして通るようにします。
次に考えるのが修正ちゃぶなどと呼ばれる「通るように修正しながらちゃぶ台返し」です。


上図のようにそのままツッパリ棒を支点に返しても通らない場合、通らない側を奥に運びつつちゃぶ台返しをすることが出来ます。形を修正~ちゃぶ台返しの2手分を1手に集約できるので「貧乏ちゃぶ」なんて呼ばれる事もあります。
この他に強引に縦ハメに変更するという手もありますが重心の問題でちゃぶ台返しが出来ない等の場合を除き、手数的にオススメはしません。
ちゃぶ台返しのコツと小技
ちゃぶ台返しのコツは以下3点に気を付ける事で飛躍的に成功率が上がります。
- BCしないように注意する…BCや3点ロックで持ち上げてしまうと大きくロスとなるので重心やアームと景品の大きさには注意です。
- 本体押しがある場合は留意する…高さを決める3番ボタンが無い場合、本体が景品を押し下げてしまう場合があるので計算に入れましょう。
- もし通らなかった時の形を予想する…ギリギリ通るか通らないかの場合は失敗したときの形を想像してリスクを考えましょう。景品が横向きで失敗すると完全設置になるような場合、厳しめに通る通らないの判断をした方が無難です。
ちゃぶ台返しのコツは「失敗しないこと」なのでリスクを上手く避けて判断しましょう。
ちゃぶ台返しまとめ
ちゃぶ台返しの極意はイメージする事です。上角が円運動をしながら橋間に通るのを想像し、様々なリスクを考え、実行するかどうかを決めます。
そして他の候補として「押し」も検討しましょう。
箱が傷つく可能性があるので嫌いな方もいるのですが、本体押しや重心の影響でちゃぶ台返しが出来ない場合には有効です。
「押しorちゃぶ」はどちらでも落とせる場合もあれば、どちらかしか落ちない場合もあります。
状況を判断しながら使い分けていくのがオススメです。
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